くだらねえオタクの話をする

俺がイチからCharlotteの話をするから誰か聞いてほしい~最終回~

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 十三話こと最終回。やっていきましょう。

お前なにしてんねん

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 アバンでかっこつけてるけどお前この回ほとんど何もしてないからな?

イフユームーブ、ユーファイヤー!

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 わりとサクサクで能力者の探し出し略奪していく由宇くん。人によってはこの辺の話にもっと尺を割いていければみたいなことを言うんだけど、でもこのダイジェストみたいなテンポの良さだからこそ最終回が面白くなったみたいなところはある。

言葉が翻訳できる能力も奪ったし、寝なくても活動できる能力も手に入った

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 ちなみに最終回で出てくる能力に「不完全さ」はありません。これまで日本で出会った能力者はすべて不完全な能力の持ち主だったのに。

 Q.なぜでしょう?
 A.特に理由はありません。

 ということで、海外で奪った能力にデメリットがないのはそういう仕様です。そもそも能力が不完全であることも別に意味があったわけじゃないです。まあ偶然じゃないですか?
※意訳していますが麻枝のインタビュー通りの回答です。

かっこいいシーン

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 なんだかんだで最終回の主人公無双とか演出とかは楽しい。

治癒能力

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 やはりあったんだな、治癒能力。
(中略)
 この手を今右目に当てたら、僕はタイムリープ能力を取り戻せるんだ。これで熊耳さんも助けられるかもしれない。
 ……いや違う、そんなことのために能力を奪ったわけじゃない。これ以上、人の理を破っちゃいけない。

 いや治せよ。

 能力全部持ち帰って強くてニューゲームしろ。尺がないからって妥協すんな。

そうだ、僕は約束したんだ。世界中の能力をすべて奪い取り、あいつの元に戻るって。

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 正気を失いかけた主人公の前に現れる単語帳。まあ思い入れがないだけでシーン自体はそんなに悪いわけじゃないしな……

闇落ち由宇くん

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 それ七話でも見たよ。

 †最強能力†を使って闇落ち無双モードは前にも見てるのであまり新鮮味がない。でもイカれてるときの演技は結構好き。真面目にやってるときよりふざけてるときの方が面白いタイプの主人公。

なんなんだよ……まだ頑張れってのかよ……

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 ネックレス代わりに変なもんをぶら下げるのわりと好き勢としては、正気を失った主人公がたった一つだけ手放したくないものを身に着けてるのかなり熱い。それがぽっと出の単語帳でなければ……
 でもなんでこんなことをしてるのかすらわからなくなった主人公が、単語帳だけを頼りに能力の略奪を辞めないってのは、主人公が世界を救う云々ではなく友利への思いで動いてたってのの描写として悪くないとも思う。あとこの後一連のダイジェストもテンポよくて好き。

まさか最後の能力者の力が勇気だなんてな……だがそれは蛮勇、死んでいたところだぞ

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 なに言ってんだこいつ、というのは初見のときの感想。

 実際のところ、この能力が「勇気」というのはちゃんと意味のある設定で、主題歌のタイトルが「Bravely You」、つまり「勇気を出してね由宇くん」なわけです。
 由宇くんはスペックこそ高いもののクズのヘタレで弱メンタルが問題。そんな由宇くんが本当に手にすべき能力は勇気。この長い旅の終着点で彼は本当に必要だった力を手に入れて、好きな女の子の元に辿り着くんですね。いやでも初見のときはなんか臭えこと言い出したな……ぐらいにしか考えてなかったんだよな……

由宇ううううううう!

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 今までなにやってたのお前。

私はですね……あなたの、恋人です

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 記憶なくす必要はなかったんじゃないかな……と思う俺に麻枝のインタビューが突き刺さる!

麻枝「そりゃあんだけ能力奪ったら記憶ぐらい無くなるんじゃないすか?」

 いやそうだろうけどさ……

これからは楽しいことだらけの人生にしていきましょう

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「これからが楽しみだ」
「はい、すべてはこれからです」
「そうなのですーっ!」
「これからは、楽しいことだらけの人生にしていきましょう」

 唐突なこれから連打。そこラッシュする必要あったか? 天気の子の「僕たちは大丈夫だ!」もぽっと出ラストワードで面食らったけど、こっちはその比じゃない。いやなに? なにがこれからなの? 雰囲気で誤魔化してるけどこの台詞なんにも掛かってなくないか?

~Fin~

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 いやだからなんなんだよお前。二話しか出てないクセにドヤ顔でラストを語るな。しかもiPodに関しては借りてたものを返しただけだろ。どっちも友利のじゃねーか。

まとめ

 はい終わりました。もし最後まで読んでくださってる方いればありがとうございました。総括した感想は……気が向いたらやるかもしれません。

 最終回はわりとエンタメとしては面白かったですね。能力使って無双、朧気な約束のために命を賭ける主人公、そのテンポの良さ。
 問題はやっぱりそれまでの話とどう繋がってるかを考えたときに、キーアイテムである単語帳がぽっと出なのを見てもわかる通り、あんまり積み重ねがないところですよね。あんだけ物語の最重要人物みたいな扱いだったお兄さんは何もしないし、妹はタイムリープで救ったのに熊耳は死んだまま放置だし、生徒会メンバーはラストにちょろっと出てくるだけだし、ぶっちゃけやってること自体は七話の焼き増しで既視感まである。
 方向性があっちこっち行ってて要領を得ない。だから最後の台詞は総まとめになるはずがならなくて妙なこと口走って何言ってんだこいつ状態だし、特に意味もなく記憶も失う。
 わりと泣けるシーンって、そのシーン単体での良さではないと思うんですよね。そこに至るまでの過程でそもそも泣ける準備が整ってるかどうかだと思うんですよ。麻枝のシナリオって別に特別すごい仕掛けとかあるわけじゃないのになんで感動するかっていうと、それまでのヒロインへの愛着とか、主人公の苦労とか、そういうのがあるからじゃないですか。

 前にジャンプ+っていう漫画アプリで「5ページで泣ける漫画!」みたいなのがあってクソほどつまんなかったけどCharlotteはそれと同じ。時間だけは1クール分かけてるけど、いちいちどうでもいい回を挟んだり話を動かすためだけのキャラを出したり結局意味あったのかわからないタイムリープ設定で話をかき混ぜたり、無駄なことばっかりやって肝心の「なにをしたい話なのか」が迷子になりまくってるから、最後まで見てもよくわからんになる。

 逆にストーリー自体は色んな方向に動いてるから、見ようによっては色々な要素が詰め込まれてる風にも見えるのかもしれない。事実、最終回はもっと尺があれば面白くなってたとか、2クールあれば話がまとめきれてたって意見をネット上では見かけることが多い。
 でも俺はむしろ逆に思うね。麻枝は尺を伸ばすことより無駄を削ることを心がけた方がいい。Charlotteを2クールやったところで野球回が増えるだけなんだから。

俺がイチからCharlotteの話をするから誰か聞いてほしい~第十二話~

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十二話です。最終回前の準備回(今更?)こと十二話。始まります。

あなたのお兄さんにとって、熊耳は一番の親友だったということよ

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 し、死んでる……

 実をいうと今作で唯一の最後まで死んだままのキャラ。麻枝といったら人が死んで泣ける話ってイメージだけど、いつもはヒロインが死ぬのでこういう大したことないキャラが死ぬのは珍しいんじゃないでしょうか。

 あれだよね、麻枝のシナリオってそもそも人が死ぬことを中心に回っている話なんですよね基本。でもCharlotteでいうその役割って妹が六話でこなしてしまったので、いつもの麻枝とはその時点で構成が違う。
 熊耳はそもそも主人公にとって大切な人物でもないし、ぶっちゃけその辺の感動は一切ない。とってつけたようにお兄さんの親友だったとかいうアピールをされるけど、別にそれって主人公的にはどっちでもいいですよね。むしろ自分のせいで関係ないやつが死んでしまったという責任感? あーでもそういう意味なら、自分のためにしか能力を使っていなかった主人公に責任が芽生えて成長~~みたいな捉え方もできるんですか?

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 お前の青春は飯食うしかないのか?
 というのは置いといて、このキャラが一人ずつ出てきて会話をして~っていう流れ、非常にエロゲ的ですよね。それが悪いかどうかはともかく、アニメでやると取って付けた会話シーンになるんですよ。しかも柚咲のシーンなんてキャラも取って付けた上に会話内容も取って付けてるからなんていうか、「ここで設定説明しますよ~キャラの関係性描写しますよ~」って言われてる感じがしてすごい微妙。

だったら……今のうちに大切な人に会いにいくべきなんじゃないか?

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 なんで?

平凡すぎてコンビニでも食えるレベル。でも……両親の愛、その隠し味で絶品な料理になっている。だからここまで美味しい……すごく、美味しいです……ごちそう、さまでした。

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 なんだこれ。

 今作でもっとも不要だったシーンとして名高いシーン。泣き展開に入るのが唐突すぎてどうしようもない。柚咲というキャラがなんで存在してるのかわからないとは何度も言ってるけど、なんでいるのかわからない上に尺も取ってくのがこいつのいやしいところ。

 しかもこれ、内容も結構お粗末。蕎麦食って「美味い! これが愛情か……」つって全員泣く。でもこれは仕方ない。なんのバックグラウンドもなく人気のないキャラクターを使って10秒でお涙頂戴作ってくれって言われたらこれが出るのはむしろ当然。悪いのはこんなストーリーを考えたシリーズ構成の人間でしょう。まあどっちにしろ麻枝なんだけど。

 あと気になったのは、お涙頂戴TVをやってる柚咲の映像を見てる主人公が合いの手よろしく「実家は蕎麦屋だったのか……」「こんな食レポで大丈夫なのか!?」「思いを伝えられてよかったな……」みたいにモノローグで実況してるところ。マジでこのアニメ、主人公のダサいモノローグが多いんだよな。たぶんエロゲの地の文で軽いツッコミを入れるときぐらいのノリで差し込んでるんだろうけど、言いたいことがあるならきちんと声に出した方がいいと思う。

あなたが今現存する能力者の力をすべて奪えば終わります

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 抜け殻になって役に立たないお兄さんの代わりに策を提案する友利。デカい組織だって言われてるのに研究者とか幹部とかが全然出てこないし友利如きの策にすべてを賭けるぐらいなのがなんかおままごと感増してますよ。

 ちなみにここで友利に告白するんですけど、インタビューとか曰くここで友利から由宇くんに対する恋愛的な好意はゼロらしいんですよね。つまり由宇くんは女の子に好かれるために世界を救うことになるわけです。
 だからなんだって感じだけどわりと重要なところでこの主人公が世界を救う動機ってのは、結局のところ自らを犠牲にしてでも他者を犠牲にするだとかすべてを捧げてでも世界を守るとかそういうのじゃないんですよね。あくまでも楽しかった青春を取り戻したりとか、女の子に好かれたいとか、そういうものなんですね。
 Charlotteのテーマでわりと一貫してるのは、クズだった主人公の成長ですね。でもこれは聖人に成長するっていうんじゃなくて、普通の高校生の延長として成長するのが良いところ。麻枝ってなんだかんだでボーイミーツガールの人だし、基本的に弱い主人公が辛い状況におかれて成長する、精神的に強くなる、ってのをやるわけで、だからCharlotteも話のスケールはデカいけどやってることは女の子のために努力できるようになる主人公の話なんですね。
 最初は主人公って能力をカンニングとかに使って白柳さんと付き合うわけですね。その程度の小物だった主人公が、色々あってもっとカッコイイ能力の使い方をして好きな女の子に告白する。

 だから能力バトル要素とか、組織! テロリスト! みたいなのはおまけなんですよね。エンタメ要素でしかなくて、テーマ的な話をすると本当にこれは由宇くんと友利の話なんですよ。だからタイムリープとか乙坂隼翼とかで中途半端な能力モノこねくりまわしてるよりももっと有意義な尺の使い方があったと俺は思うね。

単語帳

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 はいきました。Charlotteにおける最重要アイテムこと単語帳さんです。

 最終回の主人公にとって心の支えとなり、主題歌でも様々な比喩を用いられながら説明されたキーアイテム。ヒロインから主人公へ託され、ヘタレで諦めっぽい主人公が最後まで手離すことのなかった意志の強さの象徴のような存在。それが単語帳です。

 それがなぜ、こんな終盤に!?

 いやね、普通こういうアイテムって序盤から出てきて思い入れのあるものが選ばれるはずなんですよ。少なくとも、こんな終盤でぽっと出の単語帳がそこまで重要な位置を占めることはだいぶおかしいと思う。女の子から貰ったものならなんでもいいわけ? だったら斎藤回で友利から貰ったiPodとかでもよかったんじゃね?

 ……ていう話は前にしたので、もうそんなに語ることはないんだけど。

yossioo.hatenablog.com

 

まとめ

準備回とか言ったけど、よく考えたら主人公が決意する見せ場(?)もある回だった。本当は今までヘタレてた主人公がここで一念発起して、っていう決意の回だったんだろうと思う。印象としてはシナリオに振り回されて海外送りになったって感じなんだけどなあ。

俺がイチからCharlotteの話をするから誰か聞いてほしい~第十一話~

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 十一話にしてメインタイトルがサブタイに。なんでこんな微妙なタイミングで? と思うかもしれないが、ぶっちゃけシャーロットというタイトルは今後も大した意味合いを持ってくるわけではない(少なくとも俺は最後まで見ても「シャーロット彗星」という単語が出てくる以外にタイトル回収を認知できていない)。
※タイトルについては数年前に語っている人がいたのでこちらをご参照ください(麻枝准の新作『Charlotte(シャーロット)』のタイトルの意味について - merkmal

 というわけで十一話、やっていこうと思います。

戦犯

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 何人かいる戦犯のうちの一番デカい奴。こいつが無能なゴミカスだったせいで中国マフィア(笑)に攻め込まれるし熊耳も死ぬし計画はズタボロになる。近年稀に見るタイプの生まれたこと自体が罪な人間。むしろなんでお前は死ななかった?

乙坂くん、君の頭は切れるが、弟さんの方はそうでもないようだね

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 主人公ディス。というか主人公って一応カンニング魔のヘタレなんだけど、そこまで無能とかアホって評価じゃなかったよな。生徒会でも便利な能力者として活躍してたし、言動もこの回にきてからいきなり甘ちゃん化する辺り、脚本の都合を感じてしまう。
 なんか前も言った気がするけど、主人公の成長とか変化をテーマにしようとしてる割に、主人公の変化が全話を通して一貫してるわけじゃないんだよな。そのときどきでこういう話を作りたいって思惑に一話ごとで都合を合わせてるから、印象づくりのためにこういうご都合主義的な会話をねじ込む羽目になるっていう。

すごーい、東一局で飛んだ人初めて見た

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熊耳「下手くそだなあ、お前」
(中略)
主人公「何が見つかったって?」
熊耳「特殊能力者に決まってんだろ」(馬鹿にしたようなため息)
主人公「……ということは生徒会へ? 僕もついていっていいかっ?」
金髪「バーカ、いいわけあるか」
女「あなたは一番外に出ちゃいけない能力者なのよ? 自覚がないの???」
主人公「そ、そうだったな……」(友利、どうしてるかなぁ)

 主人公落とすために必死すぎじゃね?

 まあ東一局で親の三倍満に振り込むのは上手い下手より運要素が強すぎるだろってのは置いとくとしても、熊耳のいちいち見下したような台詞(お前そんな性格悪いキャラだっけ?)、煽りを誘発するための主人公の考え無しの言動、いちいち咎めるようなトゲのある口調二人(金髪は元から主人公を見下してるのでまだ辻褄合うけど)

 まあ兄の仲間連中には最初にタイムリープするときの回想でも主人公は無能扱いされてたのでわからなくもないんだけど、そもそもこの時間軸だとこいつらから見て主人公は普通に何も知らず暮らしてきたところからいきなり記憶を取り戻してきたよくわからん奴なので、いきなり舐められてる理屈が合わないんだよな。
 つーか兄に比べて大したことねえなこいつと思ったところでわざわざ口に出して煽るか? こいつら普通に性格悪いだけなんじゃないか? なんだったら苦労してるのはお兄さんだけでこいつらもカス能力しか持ってない金魚のフンなんだが……

手伝えることを誇りに思ってたんだ……許してくれ……

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 死ねよ。

フンッ……ウゥーッ!

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 中国三千年の歴史を感じさせるマッチョ。こいつ能力者じゃないよな? 能力者相手に拳だけで戦うとかラノベ主人公か?

あられもない……なんて姿だ……

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 シコリティもない……なんて女だ……

僕はズルして良い点を取っていただけの、ただのカンニング魔だ!

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 ヘタレる由宇くん。これなんですよね、今作の一番大事なテーマは。ただのカンニング魔をするために能力を使っていた主人公が、世界を救うために能力を使うようになる。そういう精神的な成長っていうわかりやすいテーマがあって、それをごちゃごちゃした意味不なストーリーでわかりにくくしてるだけなんですよ。

 ちなみに由宇くんは、能力的に無能っていうよりメンタルが弱いクズなんですよ。むしろ序盤とかは悪知恵が働くタイプだったし、友利とかに無理やり動かされて文句たらたらっていうそういう小物感みたいなのが強調されてたんですよね。お兄ちゃんに甘えてばっかりのアホっていう今回の描写はだからちょっと違うんじゃないかなと思ってるわけ。

 んで、ついでに言うとこの主人公ってもう妹を救うところで一仕事終えてるわけだから、やっぱり今になって能力を使って活躍することに対しグダグダしたり周りからとやかく言われるのもちょっと構成違くねえかな~って思ってしまう。むしろ妹は死んだままの方が、主人公の無能っぽさとかヘタレる理由とかになってよかったんじゃね? あーこの作品、死んだ方がいいキャラが多すぎるな。

主犯格か……

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 お前ら何しに来た? ていうか日本最強の能力者を相手するのにたった三、四人で交渉しに来るなよ……

熊耳ぃーーー!

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 お前が死ぬんかい!

 いや、でも実際キャラクターを殺すときって誰を殺すか難しいところだと思うんですよね。どうでもいいやつが死んでも悲しくないし、かといって主要人物を殺すのはお話的にもコンテンツ的にもやりづらいだろうし。
 そこで話の序盤から登場してて、お兄さんの親友だった熊耳が死ぬのはまあ悪くない選択だったかな……まあここで主人公じゃなくて別の人に精神的ダメージ与える意味があるのか謎だけど。これ、ぶっちゃけ主人公は熊耳が死んだダメージより友利が生きてた喜びの方がデカいでしょ。うーん他に死ぬべき人間もいっぱいいたしなあ。あ、ちなみに僕は熊耳死んでもあんまりショックなかったですね。そもそもこの作品、どのキャラも脚本に踊らされてるだけ過ぎて大して好きになれないから誰が死んでも別にって感じはする。

まとめ

 目の前のナイフ持った敵をスルーして遠くの丸腰を狙う主人公、フォーカス間違えすぎじゃねwとかも書きたかったけどそっちはあんま重要じゃなかったのでスルーした。

 うーん、まずぽっと出の中国マフィアがまず謎だよね。話を動かすために一話限りの敵役を用意するぜーって段階じゃないんだよなもう、終盤だし。

 あとまあ何度も言ってるけど極端な主人公ディス。こういうのさあ、その回の前半でやるんじゃなくてそれまでの積み重ねで描写してほしいんだよね。もう十一話ですよ。前置きは済んでてもいい話数ですよ。

 あとドライバーも無能だし。ていうか敵も味方も無能多すぎでしょ。麻枝、そもそもシナリオ畑の人間じゃないからなのかわからんけど単純にこういう話作るの下手だよね。なんか能力バトルモノとしても組織モノとしても普通に微妙。話の辻褄合わせるのに必死で他のこと全然考えられませんみたいなストーリーしてる。

俺がイチからCharlotteの話をするから誰か聞いてほしい~第十話~

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 回想兼妹を救う回、始まります。

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 親どこ行った?

ホモ

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 兄と熊耳の絆を深めておく描写がしつこいやつ。後で殺すとき用の描写ですね。

この能力は、使うたびに視力が落ちていく……ってか?

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 不完全な能力なのでそのうち使えなくなるやつ。でも目が見えないとタイムリープができない設定はそんなに嫌いじゃない。

昏睡レイプ

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 こいつらの記憶失くす必要ってそんなにあったか? って思ったけどたしかにこの弟妹は無能だしついてこられると邪魔ってのはわからなくもない。でもまーこれまでの流れとか見てるとシナリオ上の都合に思えてしまうのもわかってほしい。

お前が過去に飛び、歩未を救うんだ

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 この次の回から主人公は無能のヘタレっていう周囲からの評価を得るんだけど、その割に今回はかなりスムーズに兄から能力を引き継いであっさりタイムリープをこなした上、妹を救うムーブもかなり上手くやっていたのが違和感。
 なんだったら妹を救う流れも回想のついでみたいなノリで簡単にこなされるし、妹が死んだり生き返ったりがほんとストーリー動かすために使われてる感が強いんだよな。主人公にとっての妹のポジションもよくわからんし(最終的には友利のために動くから妹空気だし)、キャラがそんなに好きじゃないってのもあって妹の存在がマジの疑問。

あなたのせいだ……

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 だいたいこいつが悪い。妹を殺すためだけに生まれた殺戮マシーン。物語の障害というか要所のシーンがほとんどそれまでの積み重ねとかなくインスタントに現れるのがCharlotteの浅いところの一つでもあるんだけど、わりとそれを象徴する存在ともいえる。

チョキンッ!

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 それいる?

まとめ

 まあ設定説明してるだけのシーンが半分なのと、どうでもいい奴を救うシーンがもう半分なので、あんまり語るべきところはなかったですね……あとまあ地味に生徒会メンバーがまともに出てくるのも今回が最後みたいな感じではある。

俺がイチからCharlotteの話をするから誰か聞いてほしい~第九話~

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 唐突な回想回こと九話、始まります。

デート回

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 露骨に友利が可愛いアピールをしまくってくる回。そろそろメインヒロインの自覚が芽生えてきたのか、服がめっちゃ男意識してる。まあ今までシコリティ低すぎだったので、この辺りで好感度高めていかないとって焦った結果か。はっきり言って製作陣の意図が透けて見えるテコ入れ過ぎてどうかな~~~って思うね。

 そもそも今までの積み重ねが弱すぎるからこうなるんだよな。アニメの麻枝、基本的にメインヒロインが可愛くないので良くない。AB!でも芋っぺが最終回で遅すぎるテコ入れを食らったけど、ストーリーよりもキャラでバズるこのご時世には合ってなさすぎる。

※一応、麻枝は(精神的にも物理的にも)強い女が好きなので、それをメインヒロインに置いてるんだろうけど、ぶっちゃけ可愛げがなくて特に魅力的でもないので、マジでなんとかした方がいいと思う。脱がされても「それな~」で終わるヒロインとかさすがにヤバい。

一人だと話相手もいなくて暇じゃないっすか

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 超露骨に手を繋ぐ友利。そんなキャラじゃねえだろお前。手じゃなくて首を掴め。

ジエンドという造形美!

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 インスタ女子か? モノをどけて顔を見せるんじゃない。妙にテンションを上げるんじゃない。お前はそんな人間じゃなかったはずだ。

ライブシーン

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 英語だからなんて歌ってるのかわかんないんだよな……(ハロハロと同レベルかそれ以下の興味しかない)

トリガーがトリガーになって過去を思い出す

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 なんで?

 なんでただの曲で消されたはずの記憶が蘇るんですかね……いやほんとに。別になんか重要な記憶に関わってる曲とかそういうわけでもなく、ただ単に好きってだけの曲を聴いて『思い……出した!』する奴おるか? なんかもう話を動かすために無理やりやってるだろお前。

兄さんの能力はあまりにも突出しすぎている……時空移動。タイムリープ

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 ここで明かされる衝撃の真実!!! 九話かけて伏線を張ってきたお兄さんの正体がなんと!!! 超説明的な台詞で!!!

 アホか? それ盛り上げどころじゃねーの? マジでどうやって過去を説明しようかばっかり考えてストーリー的な盛り上がりとかどんでん返しとか無視してんだよな。この後の主人公の能力が略奪だっていうのも同じで、今まで友利がほのめかしてたのとか兄さん組が暗躍してたのとかもまったく関係なく普通に説明されるだけっていう。

 ていうか「あまりにも突出しすぎている」なんて言葉遣いするか? なんでこんなに説明的なの? 突出していることを説明するとき以外に突出なんて言葉使わんだろ。

ワンパターン崩壊ムーブ

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 困ったらブラックローズドラゴン。もう十年以上前の動きですよそれ。

 ちなみにこっから兄さんを助けてタイムリープさせるまでの展開は特に言うことなかった。

黙ってついてくれば、お前が疑問に思っていることはすべて氷解する

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 どうしてこのタイミングで主人公に解説しようと思ったのかは結構謎。ライブで記憶戻ることなんてさすがに予測できないだろうし、妹が死んで主人公が廃人になるときも放っておいたのにこんな微妙タイミングで動くのはかなり意味不。まあでも主人公が正気を取り戻したタイミングで真実を教えて協力させようって流れならそこまで変でもないのかな……

 そもそも妹が死ぬの放っておいたのとかの方がわかんないんだよな。熊耳が「崩壊」の能力者を見つけた時点で普通動くでしょ。それで妹見殺しにして、廃人になった主人公も放置して(何も知らない友利に丸投げ?)、今更になって動くって本当謎。ストーリーの要請があって無能にさせられてるのが透けて見えるぜ。

なでぽ友利

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 友利が兄さんを尊敬してるっていうか懐いてるっていうか、それらが主人公に嫉妬心を与えるのとか、あんまりこの後活かされたりしなかったよね。基本的にこっからは有能兄に対して無能弟の構図を強調してくるので、その要素の一つに友利の好意が使われただけ感あってすごく雑だと思う。

まとめ

 思いついたかのように回想入れてくる作品、すげえムカつくんだよな。ワンピースでももうちょっとマシな回想の入り方するわ。オナニー設定披露じゃなくてちゃんとストーリーに絡ませてほしい。マジで雑。なにもかもが雑。尺とかどうとかじゃなくて構造からしておかしいだろ。その辺の道端に回想シーンが生えてきて泣ける人間がどこにいるんだ? たけのこ生えてる方がまだ盛り上がるわ。