くだらねえオタクの話をする

『魔法少女リリカルなのは Reflection』を見た感想とか話す

魔法少女リリカルなのは Reflection【通常版】 [Blu-ray]

 ちょっと今更感があるけど円盤を借りて見たので感想とかを書いていこうと思う。ちなみにブログを書くのは一か月以上ぶりですね。劇場版アニメはテレビアニメよりも記事を書きやすいんじゃないかという考えがあります。

 

魔法少女リリカルなのは Reflection とは

 2017年7月に公開されたなのはシリーズの劇場版。時代的にはA'sとStrikerSと間の期間の話で、最近のなのはアニメといえばViVidやらで世代交代後の話が多かったことを考えると、初代の話は久しぶりなのかな?

 発表当初は完全書き下ろしだとかの触れ込みがあったものの、実際の中身はゲーム作品のアニメ化。また上映終了後にそれまでまったく告知のなかった本作の後編『Detonation』の発表が行われるなど、わりと一筋縄ではいかない取り扱いがされている。ちなみに俺は元々劇場で見る予定だったのだが、前後編になっていると知って劇場に足を運ぶ気が失せてしまった(分割モノは宗教的な理由を除いても普通に見るのがめんどくさい)。

 そういう感じでいわくつきの今作であるが、見てみると中身は結構面白い。まあシナリオに関していえばゲームなんて知らん俺みたいなのにはあまり関係がないし、前後編に分かれてしまったのも裏を返せばそれだけボリュームがあるということ。作品を取り巻く環境はともあれその中身はまっとうに評価すべきという意識高い系オタクのそれで臨んでいきたいと思う。

内容について

 エルトリアとかいう滅びかけの惑星を救うために夜天の書を奪いに来たキリエ・フローリアン。キリエをそそのかして暗躍するイリス。その二人を追ってやってきたキリエの姉であるアミティエ・フローリアン。そして奪われた夜天の書から出てくる三人の強いやつらがそれぞれシュテルレヴィディアーチェ。この辺のやつらがストーリーの要であり、見た目にしろ中身にしろキャラクター性が強く愛着が持てる。個人的にはクソ雑魚の癖に強がるキリエとレヴィとかいう水色の可愛いやつが好き。特に夜天の書の三人衆は普通に人気あるっぽいし、やっぱりオタクコンテンツはキャラクターが強くて損することないですね。

 ストーリー的にはキリエとドンパチして、その後に三人衆とドンパチして、最後に黒幕とドンパチするぜ! って言って後編に続くみたいな感じ。バトルシーンばっかじゃねーかっていう印象だけど、劇場版だしお祭りみたいで全然いいと思う。特になのはの戦闘シーンは派手で面白いし、これだったら劇場で見てもよかった気がする。

 バトルシーンでよかったのはフェイトVSレヴィ。レヴィのキャラもいいし、フェイトのエピソードも入れつつドンパチがかっこいい。なんか雷落としたりとか意味もなく海を割ったりとかわけわからんぐらいバカデカい剣とかマジで見てて楽しいんだよな。なのははなんというか、そういった男の子が喜びそうな演出をすごくよくわかってる。

 ただ一つ難点を上げるとすると、ぶっちゃけなのはさんの新武器がダサい。どうなんですかね、俺の感性が微妙なだけかもしれないけど、なんかあのランチャーみたいなやつしょっぱくないですか? 魔法少女なんだし魔法要素が欲しいんだよな、武器が機械っぽいのは別にいいけど、あのランチャーでボタンぽちっと押してバーンってのはなんか違う気がする……あとあの銃撃つとき用のヘッドホン? イヤーマフ? あれはさすがにいらないのでは……

キリエ・フローリアンとかいうピンクについて

 せっかくだしピンク色した可愛いやつについてもうちょっと触れようと思う。

 まずその性質が基本的にかませ寄りなのがすごい。役割的には元凶に近いのに、実際に戦ってみるとロボットに頼ったり不意打ちを狙ったり卑怯な手で押してくるし、奥の手で出してきたのもイリスに作ってもらった新システムであって自分がなにかしたわけじゃない。ただまあ目標を成し遂げようとする意志は評価したいね、自分もろとも姉を撃ち抜いて全員吹っ飛ばした辺りはやりよるなこいつと思った。けど結局計画の進行はイリス任せだしそれ以降に見せ場がないどころかそもそも登場シーンがないのは笑える。優遇されているはずのポジションなのに俺の中ではどこか間が抜けている印象なのは、イリスに利用されているから、という理由だけではないと思っている。

 ちなみに彼女の一番の見せ場がラストシーン辺りでイリスから罵倒されるところ。「自分じゃなんにも決断できない。弱くて、泣き虫で、冴えない子」だそうで。そんな雑魚が家族のためにはるばる別の惑星までやってきて全員敵に回しているのはかなり興奮する。先に襲撃者としてのキリエのイメージがあったからこそのこの落胆ぶりが個人的には好きですね。後編でもなにかしらの見せ場があるといい。ていうか後編、ラスボスを倒して終わりな気がするんだけど尺的にどうなんだ。絶対に前編と同じ長さは作れないような気がするんだよな……

雑感

 そういうわけで、まあ面白かったですね。戦闘シーンもそうだけど、その他諸々の点で単純にクオリティ高かったしね。でもやっぱり後編がどうなるのかが謎。事前の発表がなかった時点で最初から前後編に分ける気はなかったということだろうし、そうなると前編から溢れちゃった部分だけで後編をちゃんと作れるのかどうか。後編だけ映画館行って見てみたら45分で終わっちゃいましたとかさすがにやめてくれな。