くだらねえオタクの話をする

俺がイチからCharlotteの話をするから誰か聞いてほしい~第一話~

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 すげえ昔からやりたかったんだけど別に需要ないしな~~~~と思って書いてなかった超大作アニメ『Charlotte』の記事。だけどもう俺なんかハナから存在価値ウンコだし記事の需要とか気にするまでもなくね~~~~ってなったので書きます。

 この記事では、アニメCharlotteについて一話から語っていきます。なので全十三話を予定していますがそんなにモチベが続くかは不明。でもこれを読む人間がいるかがそもそも謎なのでもはや関係ない。くだらねえ前置きは野球回と同じくらい尺の無駄なのでもうこれぐらいにして話を進めたいと思う。

ずっと小さい頃から疑問に思っていた。

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『ずっと小さい頃から疑問に思っていた。なぜ自分は自分でしかなく、他人ではないのだろう、と。我思う、故に我在りとは昔の哲学者の言葉だそうだが、僕は我ではなく、他人を思ってみた――あの人も僕なのではないか、と』

 そんなモノローグから始まる今作。俺は未だにこのモノローグにどんな意味があったのかわかならない。というかそもそも意味はないと思う

 いや、俺のこのアニメに対するスタンスはもうここで説明できる。こういう意味のねえ部分がやたらと多いアニメ、それがCharlotteだ。覚えておいて欲しいから何度でも言う。この出だしのモノローグは思わせぶりなだけで、なんの意味もないのである

主人公の能力について

 主人公の能力自体には正直言って今触れておくほどの深い意味はない。重要なのは、主人公の能力の使い方の方だ。

 まず、乙坂という主人公は公式のキャラ紹介でも言われる通りクズである。しかも外道とかそういう方面ではなく、セコイ方のクズだということを強調しておきたい。

 能力の使い道は主にカンニング。自分は努力せず、他人の答案をコピペして進学校への入試をクリアする。
 そして入学後はその能力を使って学内一の美少女、白柳さんを射止めるのだが、その方法が一応彼のキャラ付けに関わってくる。

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 まあトラックの運転手に乗り移り、白柳さんを轢かせようとさせてそこを自分が助ける!ってなわけでシーンを自作自演したわけですね。
 この際、トラックの運転手はもちろん白柳さんも普通に下手したら死んでしまうレベルの事故を起こす。あまりにも他人のことを考えていないプレーであるが、それがこの時点での乙坂のメンタリティなのである。これはクズエピソードを強調する、意味のあるシーンだと思う。

 乙坂の能力の使い方が自分本意。しかも基本的にセコくて考え方が小物臭いというのが一話。

パンケーキを食べる乙坂

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 パンケーキを食べてます。乙坂くんは子供の頃から甘いものが好きなので、割と美味そうに食べます。

友利登場

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 Aパートの終盤で友利が出てきて主人公のカンニングがバレます。高城も出てきてアクションシーン。だいたいBパートの最初辺りまでこれをやって、主人公が友利たちの学校に転校することに。これ結構テンポが小気味良くて普通にアニメとして面白いんだよな。でもここで忘れちゃいけないのが、

不完全な能力

 これですね。乙坂、友利、高城、この三人それぞれ能力に不完全さがあり、これは宣伝とかでもよく言われてたからこの作品のアピールポイントみたいな扱いをされていたんだけど、これも大した意味はありません

 ちなみに最終回で主人公は不完全じゃない能力も手にしてて、「あれ? 能力って不完全なものなんじゃないの?」という疑問を全米が抱えたのは記憶に新しい。
 これに関しては雑誌のインタビューで麻枝も突っ込まれてたんだけど、「まあ不完全な能力もあれば完全な能力もあるってことで……(意訳)」という程度の回答しか出ていない。なのでこれが無意味な設定であることは確定。無意味な人生を歩む俺やお前たちでも共感しやすいアニメ、それがCharlotteである。

白柳さんに振られる乙坂

 これは後の展開への対比として有用なシーンですね。星の海学園に転校することとなった乙坂は、たまに会いに来てほしいと白柳さんに説明する。自分が会いに行くのではなく、彼女の方に会いに来させる。自分本意なクズらしさが出ており、かつ最終回で努力の末に自分から友利に所へ帰ってくる彼の姿といい感じの対比になっています。

まるでお前のために付けてくれたような名前だな

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 学園が兄隼翼によって作られたものであることの伏線。この台詞の直後に隼翼の夢みたいなのが挟まれるんだけどさすがに伏線が露骨すぎる。まあでも意味不明なオナニー伏線よりは用途のわかる伏線の方がマシなので許してやってもいい。懐古厨たちはこの時点でループモノの片鱗を嗅ぎ取って、麻枝准の再来に心を震わせたとかなんとか。

まとめ

 こんなもんですかね。とりあえず一話で重要なのは、

・深読みすると踊らされる

・乙坂は小悪党タイプのクズ

・乙坂の女に対するスタンスは自分本意で、努力はしない

 この辺ですかね。

 しかしこの一話時点だと、俺のタイムラインでは「Charlotteいいのでは?」的感想が乱舞していたし、AB!の経験から警戒していた俺自身も割と今後の展開に期待するような出来だった。まあ一言でいえば面白かったんだよな、一話は。テンポもよかったし、伏線らしきものも程よく散りばめられていて期待感が上手く膨らみそうだった。
 ……というのが一話のまとめ。

 第二話は暇なときにまた書きます。

『ブルーピリオド』感想、七巻が面白かったので話す

ブルーピリオド(7) (アフタヌーンコミックス)

 ブルーピリオド、読んでるか? 最近多いタイトルにブルーが入ってるシリーズの一角ことブルーピリオド。尻の青い幼女が好きな俺たちにとってタイトルが青い漫画が刺さらないわけがないので、語っていこうと思う。

 ちなみに今回は紹介とかしないので読んだことない人はたぶんわかんない。

なにがいいのさ

 まあそもそも面白い漫画でして、七巻は大学編突入だからまあ盛り上がるのは当然って感じなんだけど、もちろんいちいち俺が面白いっていうのも理由がある。

 簡単に言うと主人公が振り出しに戻ったのがすごいいいんだよな。

 ちゃんと話をすると、まずこの漫画は、学業優秀で世渡り上手な矢口がなぜだか絵に興味を持って藝大を目指すところから始まるわけですね。で、俺はこのときのまだ絵に興味を持つ前、友達と一緒にサッカーの試合を見て語られる「なら一体この感動は誰のものだ? 他人の努力の結果で酒飲むなよ、お前のことじゃないだろ」っていうモノローグが好きなの。たしかどっかの広告だかでこの一文を見て読み始めたんだけどね。
 で、矢口くんの今までの生き方は基本的に他人に合わせる感じなんですよ。世渡り上手なのも、他人の期待に合わせるのが上手いからなわけ。そんな彼が初めて自分の意思でやり始めたのが油絵なので、絵は彼にとって自分らしさを出していくはずのものだったと。

 でもこの辺が元から結構危うくて、矢口は絵を描くってのと進路とを最初から結び付けてるので、絵を描くこと=藝大に進学することなんだけど。この藝大入試がかなり曲者で、ぶっちゃけ矢口って入試対策をすることでまた「他人の期待したもの」を作ることをやっていたわけでしょ? もちろんそれは入学するのに必要だし、それ自体は矢口の強さだから、経験不足を埋めるためにその辺で矢口のムーブがいきるようなストーリーの障害って面白かったんだけど……まあいいや、話を戻します。
 要するに、矢口くんは自分を出すために絵を描き始めたのに、藝大入試の過程でまた人に合わせるための「受験絵画」を身に着けてしまったわけですよ。

 で、ここに来て俺のもう一つ好きなシーンがあって、世田介くんのやつね。これ

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美術じゃなくてもよかったクセに……!」。世田介はもう見るからに陰キャコミュ障で絵描く以外のことなんもできなさそうだけど、なんていうのかな、だからこそ絵が代わりに上手い的な? んでそれこそ絵に描いたような天才なんだけど、いっそ矢口はそれが羨ましいみたいになるわけ。矢口は他に色々出来るんだけどなぜか絵をやってて、絵をやるからには絵で勝負をしないといけないわけなんですよ。矢口はこのときたしかに、絵じゃないと駄目だったんですよね。だから絵で世田介くんを見返すわけですよ。

 それで、矢口はたしかに絵が上手くなって、構図とか自分の得意分野も獲得して、そんで藝大に入学するの。世田介くんにも結構上手いねって言われるようになってちょっと自信もついたりするの。

それで、入学して最初の一ヶ月。本題に戻るのよ。

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 「それ、絵画でやる意味ある?」
 超いいよね。今一度突きつけられる本題。普通に世渡りするだけじゃ嫌なんだ! 絵でやっていきたいんだ! って辿り着いた先で、全然自分のやりたいことが伝わってないの。すごく気持ちいいんですよこれ。

 まあ言ってしまうと、矢口って絵をやっていきたいってのはあるけど、別にやりたいテーマとかこういうのを作りたいってのはなくて、要するに漫画を描きたいから漫画を描くんじゃなくて、漫画家になりたいから漫画家を目指す状態になってるわけですよね。
 受験絵画で手に入れた構図とかの武器は所詮ただの道具でしかなくて、他の生徒が持ってる独自性というか自分はこれ! みたいなのが矢口にはない。自己紹介のシーンとかも象徴的でいいよね、他の人は自分の絵を中心に紹介するのに、矢口は自分の経歴とかトークをメインに持ってきちゃう感じ。もうこの時点で絵じゃないの。まあこれは世田介くんも言ってたけど、絵に対する自己評価が低いんだよね。だから絵じゃなくてトークで勝負してしまうっていう。でもここ藝大だから絵で勝負しないといけないよねっていう。

 そんな感じで受験絵画で手に入れたものがまったく通用せずなんなら価値観まで破壊されて振り出しに戻ってしまった矢口八虎くん。第二部に入っても間延びせず、むしろかなり期待のできるスタートを切ったと思う。というか俺好みだね。
 これ第二部のスタートなんだけど、起承転結でいうところの転でもあるとは思うんだよね。これまでに積み上げてきたものバーンってなってあとに繋げるためのでもあるし、ちゃんと大学編の始まりにもなってるし。あんまりこういう言い方するもんじゃないけど、第二部に入ってクソになる作品はいくらでもあるからね、そうならないのはいいことですよ。

 それにしても、この漫画ってやたらと自己分析が必要になる障害が多いんだよな。入試も自画像だったし、矢口もヌードデッサンとかやってるし。「自分」がない矢口に対してそういう障害が襲い掛かってくるってのもテーマ性一貫してて好きですね。あと酒飲みの先輩、いいっすね。

まとめ

 今まで無駄に長い感想記事を書いてきたけど、それだとよっぽど話題があるやつしか喋れないので、ちょっと軽くて短めな感想でも書けるといいなーって思ってやったらそこまで短いわけでもないものになりました。でも短すぎるとツイッターで十分ってなるしいいかな。

 

 

2020春アニメ一話一言感想

 超久しぶりにアニメをいっぱい見たのでやっていきます。一話だけ適当に見た感想なので見てないアニメもあります。

グレイプニル

 能力デスゲームもの? まだゲーム自体が始まってないからわからんけど。
 ちょくちょくパンツとかおっぱいとか出てくる辺りエロ推しなのかしらんが、メインヒロインみたいな女がそばかすブスなのは駄目だと思う。

社長、バトルの時間です!

 ソシャゲ産アニメらしいね。ソシャゲ自体が去年に出たばっかのアニメ化前提のやつ。
 お金かかってる分、絵の安定感はあるけど別に話は大したことなさそう。特に喋ることがない。

遊戯王SEVENS

 遊戯王枠。デザインとかノリのコロコロコミック感がすごい。カードのルールも変わって子供向けに力を入れ始めたのか?(遊戯王の子供向け路線は毎回失敗してる印象がある)
 話的には完全に統制されたデュエルのディストピア環境を主人公たちが新しいルールを作って切り開いていくとかそんな感じらしいので、大きいお友達も好む話が作れそうではある。遊戯王にありがちな闇落ち路線変更に期待したい。

俺の指で乱れろ。~閉店後二人きりのサロンで…~

 僧侶枠

白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE

 コンビニで買ってきたようなインスタントシリアスと謎のお説教おじさんによるクソダサ虚無アニメ。重厚なストーリー(笑)をやろうとするソシャゲアニメの100割は失敗するので語るまでもない。

プリンセスコネクト!RE:Dive

 これがプリコネかぁ~って感じ。キービジュの時点ではキャラデザがなんかおかしいと思ってたけど動いてるのみたらそんなに気にならなかった。ところでこれってなにをする話なんですかね。

シャドウバース

 スマホを賭けてデジタルカードゲームをするヤバい世界線の話だけどそれ以外は普通の子供向けアニメだった。奪ったスマホでメンコバトルし始めたりしない限りはそのうち見なくなると思う。

放課後ていぼう日誌

 女の子がおっさん趣味をやるアニメ第n弾。それ系好きな人は見とけばいいんじゃない? どうでもいいけど僕はゲームの釣り要素とかほとんどやりません。

無限の住人-IMMORTAL-

 質アニメ枠。アンリミテッドお侍さんワークス。

球詠

 OPED作詞作曲麻枝准。ついでに編曲はMANYO。音楽提供ビジュアルアーツ
 肩幅はキャプテン翼。仲間に恵まれなかった魔球の持ち主である主人公が不安定な作画のチームメイトと再会してクオリティの怪しい物語を歩んでいく超大作泣きゲー。

かくしごと

 絶望先生の作者のやつ。飽和状態の漫画家ものだけどギャグ寄りだからあんまり気にしなくていいか。なんか娘に隠し事がバレてる感のあるカットとか挟まってたけど、そういうシリアス的なのもやってくのかわからん。

天晴爛漫!

 大正アメリカンレーシング質アニメ。PAのオリジナルアニメらしい。女が出てこないからあんまりって思ってたけど、オリジナルならとりあえず見ておこうかなぐらい。

イエスタデイをうたって

 なんて呼べばいいかわからないけど確かによく見かけるジャンル。大学卒業後にフリーターになった主人公が特にこれといったメインストーリーもわからないまま雰囲気アニメみたいな展開をするんだけど、何をする話なのかわからなかったので僕もなにを語ればいいかわかりません。

LISTENERS

 エウレカみたいなやつと言われても俺はエウレカを見たことないのでわからん。
 ガラクタまみれの町で育った少年がなんか尻に穴の開いた女と変形ロボに乗ってロックを語る話。町長のこと、俺は嫌いじゃないよ。

波よ聞いてくれ

 その場の勢いみたいなので生きてる女がラジオパーソナリティになってわちゃわちゃする話。漫画は最初の方が面白くて後からだんだん微妙になっていってたけど、アニメはどこまでやるんだろう。正直そこまでアニメで見たいなーって作品でもない。

八男って、それはないでしょう!

 これは見なくていいでしょう!

※4/15追記
デジモンアドベンチャー

 リメイクのやつ。太一たちがキャンプ(?)に行く前に異変が起こってデジモンと出会うとこから始まるのでストーリーはかなり変わってる。まあ実はもう二話まで見たんだけど、この時点でオメガモンが出てきたりする辺りかなり不穏。

BNA

 みんな大好きトリガー。被差別獣人と人間が対立する話? やってることは相変わらずいつものやつ。まあとりあえず見といていいんじゃね。

ミュークルドリーミー

 初めてちゃんと女児アニメを見た。会話のテンポが良くてセンス○なオタクを感じる。こんだけ喋れる中学生女児がいるなら期待してもいいと思う。

かぐや様は告らせたい

 まあ一期通りですよね。

アルゴナビス from BanG Dream!

 かなり反応に困る。バンドリの名前付いてたから見たけど俺バンドリも別に見てないしな……
 とりあえず歌ウマぼっち主人公がバンドメンバー募集中マンに出会うのがカラオケっていうのもなんか地味だし初めてそいつらと一緒に歌うのもなんか誘われたから合わせてみるかぐらいのノリなのでなんか物語感薄い。

『推し武道』原作者、平尾アウリの他作品について話をする

まんがの作り方(4) (RYU COMICS)

 推し武道が無事に最終回を迎えたところで、その原作者である平尾アウリのセンスを数年前に見初めた俺が、アウリのラインナップを紹介ついでに羅列していきたいと思う。最近はブログやってなかったからリハビリがてらに対戦よろしくお願いします。

まんがの作り方

まんがの作り方(1) (RYU COMICS)

まんがの作り方(1) (RYU COMICS)

 

 デビュー作。実はこれだけだいぶ前にkindleで無料だったから買ってない。

 働きたくない主人公が昔取った杵柄で漫画家を始め、ついでにめちゃくちゃ売れてる漫画家である後輩となんか百合っぽいことしながら展開する百合×クリエイターモノ、と見せかけて実態は半分ぐらいギャグ漫画だと俺は思ってる。

 クリエイターモノとしては、脇役の漫画家志望の女の子に「真面目に漫画書いてください!」と言われるぐらいの適当さだし、百合モノとしてもあんまヘビーな感じはない。ただアウリの百合路線を決定づける立ち位置の作品。

 基本的には行き当たりばったりな展開やシュールなギャグとかその辺を楽しむと良い。ストーリーもまあ普通に面白いんだけど真面目に読んでると面食らうと思う。最終回のやっつけ感には全人類が踊り狂った。

平尾アウリ作品集 4月1日

平尾アウリ作品集 4月1日 (RYU COMICS)

平尾アウリ作品集 4月1日 (RYU COMICS)

 

  恋愛モノ短編集(作品集)。パンチは弱いが綺麗なアウリを読みたいならこれが一番まともかも。俺は綺麗なアウリよりも意味不明なムーブをするアウリが好きなのでおすすめ度合いは低い。

OとKのあいだ

  オタクの話。アキバを舞台に女装少年とかメイド喫茶の店員とか客とかが恋愛をしたりしなかったりする。ちなみにこれも短編集。というかアウリの単発はほとんど短編集なんだけど、一応これは舞台が一緒なので微妙に人の繋がりがあったりする。

 話の中身は明るい恋愛モノから微妙なすれ違いとかまで色々。別にオタク関係ないのも多い。ただ舞台が舞台なのでちょっと面倒な悩みを抱えた人間がうにゃにゃってやる話とかある。個人的に好きなのは、可愛い可愛いって周りから言われるけどでも別にアイドルとかになれるほどじゃねーしどうせメイド喫茶止まりだわーってやさぐれてる子の話。

センセイと僕

  色白で女みたいな見た目をコンプレックスに思っている少年が、自分に優しくしてくれる先生に恋をしてしまう話。

 「かわいいって悪いことじゃないよ」の一言で救われたと同時にその後の人生がズレていく主人公の姿が平尾アウリにしては珍しく丸ごと一巻で描かれていく。先生が素敵なのと同時に罪作り過ぎて面白い。片方にとっては一生を左右する大事な思い出なのに、もう片方にとっては数ある思い出のうちの一つっていう構図がオタク好みするので当然俺も好き。

 ギャグ要素は少ないけど、反面お話的にはアウリの中だとかなり強い方だと思います。

今日も渋谷のはじっこで

今日も渋谷のはじっこで (FEEL COMICS)

今日も渋谷のはじっこで (FEEL COMICS)

 

  今度は渋谷が舞台の短編集。ちょっと社会的にはじっこな奴らが恋愛をしたりしなかったりする。てか推し武道とかまんがとかは基本がアホっぽいからあれだけど、平尾アウリの話はビターエンドみたいなんがすごい多いね。

 今回は主人公勢が20代前半ぐらいが多くて、青春ってよりは青春でミスった人たちの話が多い。なのでサッパリと終われない話も多い。OとKの方が明るめでこっちが暗めって感じ? ちなみに俺はストーカーの話が一番好き。

青春の光となんか

青春の光となんか (バンブーコミックス)

青春の光となんか (バンブーコミックス)

 

  驚異のギャグ短編集というか掌編集。全部で30話とかある。(俺が思う)平尾アウリの本領発揮って感じの一冊。いちいち語ることは特にないけど面白い。

わびさび

わびさび 平尾アウリ作品集 (MFC)

わびさび 平尾アウリ作品集 (MFC)

 

  作品集。ごった煮だけどいつも通り恋愛をしたりしなかったりする。でも今までの短編集と比べてギャグ路線多し。平尾アウリ、年を取るごとにギャグの割合が高くなってるのか? でもデビュー作が一番イカれてる側面もあるしよくわからない。

まとめ

 なんか調べてたら小説のコミカライズとかも一回やってるらしいけどノータッチです。それを除けばたぶん平尾アウリの本は網羅してるはず。

 基本的に同性愛とか変な形の恋愛モノ(切なさ多し)とシュールギャグの二刀流で戦う人間であり、ラインナップを見ればわかると思うけど短編集がほとんど。長編の風呂敷をまとめるのはまんがを見れば難しいんだろうなってなるけど、推し武道は結構真面目にストーリーやってるから頑張れ。

 ちなみに上記でおすすめなのは「まんがの作り方」は当然として、ギャグは「青春の光となんか」、お話的には「センセイと僕」を推していきます。よろしくお願いします。

『MUSICUS!』感想、俺たちオタクがやっていることなんて全てクソなんだ

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 言わずと知れたOVERDRIVE最終作、『MUSICUS!』やりましたのでその感想を書きます。

 いつもは概要とか結構書くんだけど今回はその必要性を感じられないのとめんどくさいのと単純に俺自身が作品のバックグラウンドに触れるほど知識がない(OVERDRIVE作品も瀬戸口作品もキラ☆キラしかやったことない)ので、喋りたい部分のことだけ書こうと思います。

ストーリー全般について

 まずはテーマ性とかはともかくとしてエンターテイメント的な意味でのストーリーについて喋ります。

 ちなみに俺の攻略順は
 三日月→弥子→めぐる→澄
 の順。感想書くのが遅くなったのはだいたい澄を最後に持ってきたせいだけど、他を最後だったらそもそも感想書く気になったかは怪しい。

・共通ルート

 いわゆる途中下車方式なのでどこまでを共通というべきかわからないけど、まあなんとなくで。
 花井是清という絶対的な存在が象徴する音楽の世界。一般的に主人公がするべきお勉強。そして尾崎さんを始めとする暖かい人たちに囲われる定時制の学校。この三つ巴で揺れる主人公が、最後までやった今からするとめちゃくちゃ平和。普通に面白いフェイズ。まあ内面描写というかモノローグとか、あとキャラごとの自分語りとかが一文だけで画面いっぱいを埋め尽くすぐらいに書いてあったりするぐらい出てくるので、主人公が音楽を取るかどうかで悩む心情の機微は十分に伝わってきたんじゃないかと思います。
 ただキラキラみたいに文化祭で一発やってやるぜ!みたいなわかりやすいバンドモノの盛り上がりはなかったので言ってしまえば地味なのかなって感じはする。たぶん書きたいのはそこじゃないからいいんだろうけどね。

 共通部分で特筆するイベントってなんかあったかなあと思い出そうとしたら、あれがあったね。幼馴染の話。あいつマジでクソ野郎だったし最後まで救いもないんだけど、そこにフォローがないのは一般的には胸糞で、でも主人公がどうでもよさそうにしてて自分がドロップアウトする理由付けに利用してるのとかはいっそサイコパス感強調されてて面白いなあとは。

・弥子ルート

 批評空間では澄ルートとの対比があるとのことで注目され始めているこのルート。でもそこは置いといて話をすると、いい話だけど平凡だなあって感じ。

 はみ出し者たちが文化祭でライブをする。わりとよくある話で、ストーリーもそこまで突飛なことはしてないんですよね。尾崎さんが歌う理由も佐藤さんが風邪引いちゃったんでっていうだけだし、主人公が一旦バンドを離れてからまた和解する流れもなんか茶番っぽいとこあったし、最後はライブが成功! 好きな人と結ばれてハッピー! っていう、まあ捻りはそんなない。書き方が上手いのと定時制のメンツがみんないい奴で愛着を持てるのと、あと尾崎さんが天使なのとでかなり読後感は良いけど、やっぱサブルート感は否めない。

 一応作品全体で考えると上述した澄ルートとの対比だったり、唯一の音楽をやらない将来を選択するルートとしての意味合いがかなり大きいんだけど、語れるほどの引き出しがないので割愛します。他の感想を漁ってくれ。

・めぐるルート

 キャラ良し! ストーリー普通! 終わり!

・澄ルート

 一番の問題ルート。キラキラでもバッドエンドがかなり好きだったし、そもそも瀬戸口的にはバッドと呼ぶべきなのか怪しいところだけど、とにかくインパクトがあるやつ。
 ストーリーの評価としては、読後感が最悪。俺は怖いのが苦手なんだけどほとんどホラー。考察とかを抜きにするとハイパー救いがないエンドなので、ピュアなオタクはこれを最後にするのはやめた方がいいでしょう。

 花井さんのいう「音楽の神様」を追求する選択肢をチョイスしていくとこのルートに行くわけだけど、如何せん主人公のサイコパス感が強すぎる。周りの人間を切り捨て、かつてのバンドメンバーの話にすら耳を貸さないのはちょっとシナリオ上の都合が見え隠れするんだけど、主人公は敢えてそういう振舞いをして自分を追い詰めていたんだなって解釈もできなくはない。ぶっちゃけ主人公の立ち回りにはヤケクソ染みたところがあるよね。すべてを捨てて音楽と向き合ったら音楽の神様に出会えるのか? そういうお題へ挑戦するにあたり、主人公は(あるいはライターは)わざとすべてを捨てにいった感がある。その結果はどうでしょう! というルート。
 明確な文句としては、正直ここに重点を置くならもっと後の話まで書いてほしかったというのがある。音楽を追求したルートなら、追及した結果を見せてくれてもいいんじゃない?

・三日月ルート

 メインルート。ざっくり言うと、メインの割にはパワー足りてないっすね。というかここまで書いてあれだけど、正直エンタメとしての面白さでいったらそこまで評価高くはないと思う。OVERDRIVE最終作とか、みんな大好き瀬戸口廉也だとか、その辺のフィルターを通さなかったらちょっと拗らせただけのゲームになってしまうんじゃないか? という不安がある。まあいい。音楽と同じように、シナリオもまた周辺情報に左右されて評価されてしまう存在なのである。

 具体的に気になったとこを挙げていこう。まずバンドが売れるきっかけだけど、要するに名プロデューサーに目をかけてもらったからってだけ。現実ってそんなもんよ的意味合いがあるのならいいけど、ちょっと地味ですね。作中の年数でいうとそこまでに何年とかかけてるし、主人公も売れねえ売れねえ言ったり三日月放出未遂もあったりするんだけど、ストーリーとしてはやっぱりパッとしない。澄ルートでゴミクソだった主人公が、ちょっと三日月を手元に長く置いといただけでトントン拍子に紅白ミュージシャンっていうのはどうなん。

 そしてアシッドアタック事件。これに対する不満点はただひたすら、挫折の理由が「音楽云々」ではないという点。だってさあ、それまで散々音楽の神様がどうとか、感動できる音楽はどうこうとか、プロになって実際に売れてみるとあーだこーだ言って、しかも三日月はなんか覚醒しかかってるわーみたいにやっといて、結局挫折の理由がその辺の陰キャオタクアタックですよ。あまりにもだらしなさすぎる。物語の転換点としてぽっと出にも程がある。まさか「俗世の悪意によっていとも簡単に崩れ去る~~」とか意図してるわけでもあるまいに、これじゃさすがに微妙だよ。もっと前までの流れと絡めてよ。そんな雑に感動シナリオが作れるんだったら俺だって普段から硫酸持ち歩いて生活するわ。

 同じような理由で、主人公と三日月が復活する理由がスタジェネなのもそう。いやわかるよ。スタジェネが音楽の素晴らしさを思い出させるに値するパワーのあるバンドだってのは。純粋に音楽に触れて主人公が初めてのライブのことを思い出すのとか。でもそうじゃないでしょう。スタジェネだって作中の音楽としては言ってしまえばぽっと出で、それまでの積み重ねとかないじゃん。俺には思い入れがないんだよ。もっとシナリオを捻れよ、なんでもいいってわけじゃないだろ。

 そういうわけで、三日月ルートには要求されていたものが多く、また足りないものが多かったわけで、読後感は良かったし作品全体が好きなこともあってかなり面白かったけど、手放しで褒めるわけにはいかない出来となっています。はい。

澄ルートと三日月ルートの対比

 まあやっぱりこれが最重要課題だと思うのでやります。

 まず作品全体のテーマとして、花井さんが出したお題「音楽の神様はいるか?」に答える必要がある。
 つまるところ、音楽というのは単なる音の振動で、それ単体で人を感動させることはできない。聞く人がその曲や自分自身の周辺情報をフィルターとして持ち、それと曲の内容の掛け合わせによって感動することができる。だから音楽には理屈を超えた絶対的な価値をもたらす、いわゆる「音楽の神様」は存在しない。というのが花井さんの説。これを否定したい! というのが主人公のスタンスであり、それを如実に表しているのが澄ルートです。

 じゃあまず澄ルートの解釈。澄ルートの主人公は音楽だけに向き合うことによって、音楽の神様を証明しようとするのだけど、基本的に作中でそれが叶うことはない。なんなら八木原さんにも理解できんわとギブアップを言い渡されるぐらいゴミカスソングを量産するレベルで、褒めてくれるのは気持ち悪いサブカル連中と音楽の違いすらわからんメンヘラ彼女ぐらい。まあこうなってしまうのは主人公に神様を唸らせる程の才能がなかったからといってしまえばそれまでなんだけどね。
 で、主人公は最後、音楽だけに打ち込んで作った新曲の影響で、恋人を死なせてしまう。しかしこれを機に忘れかけていた感情の揺さぶりを取り戻し、恋人の死すらも音楽制作に利用してやんよ! と音楽の神様にその一生を文字通りすべて捧げる決意をして終わり、という締めくくり。音楽に人生を捧げた~なんてうたい文句は巷に溢れてるけど、それを本当の意味で実践した人間の話はまだ聞かないので、馨くんが果たしてどうなるのか気になるところ。

 でもぶっちゃけ、馨くんはこの後もサブカル受けするクソソングしか作れねえんじゃないかなと思うわけですよ。

 そもそも音楽の神様って、なんのフィルターも通さず万人を感動させられるパワーソングを作ることでその存在を証明できるはずじゃないですか。主人公はそこを間違ってる。いくら人生を捧げたかっていうのと、良い曲ができるかどうかってのは関係がないんですよ。
 そりゃ努力的な意味でいったらそうですよ、でも他を切り捨てることって良い曲を作る手段の一つであって、それを追求しても良い曲に直結するわけじゃない。それは『あまり世の中に知られていない、独自の世界観が優れたアーティスト』である対馬馨くんが既に実証してるわけなんです。

 その辺については一応、三日月ルートで答えが出ているわけで。

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 音楽ってのはハートなんですよね。音の振動なんだけど、それは心とか生き様とかその他諸々から生まれた振動なので、やっぱパッションが震えるだろうと(意訳)、そういうわけなんですよ。

 だからそっちの意味でいうと、澄が死んで感情が揺れ動いた主人公は、ニートしてただけのときよりも良い曲は書けるかもしれないけどね。

 でもここで俺は思うんですよ。じゃあ現実で色んなことを経験した方が、音楽だけに打ち込んでる『独自の世界観が優れたアーティスト』よりも良い曲が作れるんじゃないかって。
 そもそも三日月ルートの終わり方だって、結局音楽の神様を証明するには至ってないわけですね。

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 結局、音楽単体でババアを泣かすことはできなかった。でもそれは別にいい。このルートでの主人公は、神様の証明なんてしないで、ただひたすら信じることを選ぶ。

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 まあ神様って元々出会ったりするもんじゃなくて、目には見えないけど頑張って信仰するものなんで、宗教的にはそっちの方が正しいんじゃないかって気はする。

 ここがわりとMUSICUS!の評価がバシッと決まらない所以の一つで、花井さんの出したお題に対して明確に返せてないんですよね。「いるかわかんねーけど信じるしかないじゃん!」って。俺は嫌いじゃないけど、ちょっとすっきりしないところはあるよね。

 一応考えたことを話すと、今はまあわりと納得はしてる。
 まず主人公曰く三日月は、「歌うことに毎回理由付けをしてるけど、その理由がなくなっても、どうせ違う理由をこじつけて歌うことはやめないだろう」とのこと。そして花井さんの幽霊も、主人公も、最後には音楽が自分たちには必要なんだってことで結論付けてる。
 細かい理由はともかくとして、とにかく彼らには音楽が必要なんですよ。花井さんはくだらないことごちゃごちゃ考えて音楽を辞めようとしちゃったから死んでしまったし、逆に三日月も主人公も音楽が生きる活力になってて音楽をやってるから死なないでいる。澄ルートの主人公も音楽の神様を追求し続けてるからまだ死なないし、尾崎さんルートの主人公は気持ちにケリをつけるためにもまだ音楽が必要だったけど、それが終わったら音楽をやめるじゃないですか。もう音楽に頼らなくても生きていくことができるようになったからですよ。

 こうして考えると、音楽と人生には相関性があると思うわけですね。俺は。
 いきなり自分語りをすると、俺自身、音楽に関わらずストーリーとか創作物に触れるときフィルターを取っ払うことってあんまりしないんですよ。人それぞれの受け取り方ってのがあっていいと思う。たぶん作者は考えてないんだろうなぁ~って思いながら、自分の好きなテーマ性を照らし合わせて勝手に感動したりとかします。
 んで、受け取り手がそうなんだから、当然作る方も同じだろっていう。その人の人生があって、音楽がやりたくて生きてるときもあれば、生きるために音楽で金を稼がなくちゃいけないときもある。ただ楽しくて直観で作るときもあれば、世間ウケを意識して打算的に作ることもある。色んな人が好き勝手に自分の曲を褒めたり貶したりする。でもそれらの人生から出てきた音の振動を全部総称して音楽というのだから、いちいちそれを指摘する必要なんてないじゃないですか。
 そうだあれですよ。ロックンロールって人生じゃないですか。だから音楽も人生とは切って離すことはできないんですよ。
 音楽単体で感動できるかできないかなんて無粋な考えだとは思いませんか? 死んだ兄のために妹が歌ったり、普段は夜の教室でこそこそやってる連中が文化祭に出てきて自分を曝け出したり、死にかけの恩師のために必死で演奏したり、音楽に人生を捧げた大好きな恋人の曲だったり、そういう背景を含めて感動することは、そんなにくだらないことでしょうか。

 話題は変わりますけど、あとはー、あれ。バンド名の解釈をあとになって主人公が勝手に変えるんだけど、あれもそう。

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 実際に花井さんがどう考えてたとか、別にわかんないんすよね。それを言ったらそもそも、スタジェネのライブのとき出てきた幽霊だって、主人公の妄想でしかないわけで。もしかしたら花井さんはそんな考え一ミリもなかったかもしれない。地獄にいる花井さんが今の主人公を見たら、「それは違うと思うなぁ」とか言うかもしれない。でも死んだ人間のことウジウジ考えてるのより、こうやっていろんなものをごちゃまぜにしながら音楽続けてる人間の方がよっぽどロックなんじゃないすかね。

 ――はい、また澄ルートに戻ります。
 上記の理由から、澄ルートで主人公のやろうとしている「音楽の神様」への挑戦は、ちょっと的外れだなあと思うわけです。
 でも全部が間違っているわけじゃない。人生のすべてを音楽に捧げる。ロックじゃないですか。己の信念に基づいて、恋人の死による心の震えも音の振動に変えて音楽を作る。才能の無い主人公が音楽の神様に触れるため取る手段としては、まったくナシではない手段だと思います。だって三日月ルートだって無理やり信じるっていうゴリ押しで神様を肯定したに過ぎず、追及しきてれるわけじゃないんで、あのルートの主人公の思想的にはあのラストはあながちバッドとは言い切れないかもしれない。

 ただ、あそこまでする必要がないんですよね。結局。そこまでしなくたって音楽を楽しめる心は主人公たちにはあるはずなんですよ。それを三日月ルートでやってるし、そもそも神様を証明する必要ないじゃん!って話なので、やっぱり澄ルートの主人公は化け物なんですよね。見ようによっちゃ正解だけど、たぶん化け物にしか理解されないんですよ。そんな状態で誰かを感動させられる曲を書けるのかは、甚だ疑問ですね。

 あと澄ルートのエンディングなんだけど、あれは主人公の作った曲ってことでいいのかな。なんかバッドエンド用の曲って感じだからまたちょっと違うのかなとも思うんだけど、でもタイトルが「no title」だからそれっぽいよなあ。もはや楽曲に名前を付けて発表する必要もなく純粋に音楽を作るだけの存在。でもBGM枠なんだよなあ、ボーカルソング枠じゃなくて。……っていうところを気にしてるのはなんでかっていうと、澄ルートで作った馨くんのゴミカスソングが一曲も作中で流れてないからなんですよね。最も人生の多くを音楽に捧げたはずのルートなのに、そこで作られたはずの曲が一個も聴けないとは、なんて皮肉なことだろう!

まとめ

 健康な音楽は、健康な生活から